こんな食品が手汗に効果あり!
香辛料の強い食べ物や刺激物を食べると自然と汗が出た経験はありませんか?食べ物による直接的な発汗作用の他にも食事内容は様々で手汗に作用しています。唐辛子などの香辛料や熱い食べ物ではなく、汗をかきやすくする食べ物があるのをご存知でしょうか。
それはチーズやバターなどの乳製品や脂の多い肉類、揚げ物など脂肪分が多く含まれる食べ物がそうです。他にもカフェインやチョコレートもそうです。
これらは手汗を引き起こす原因となる食べ物ですので気になる方は控えた方がよいでしょう。
では逆に手汗を抑える食べ物は何でしょうか。
やはり発汗を抑えてくれる食べ物をとることが大切ですね。
毎日の積み重ねで効果も実感できるようです。
摂取しやすい食品なので気になる方は是非参考にして下さい。
イソフラボン
イソフラボンは女性ホルモンと同じ働きをもち、女性ホルモンと同じように汗を抑える作用があると言われています。
「大豆イソフラボン」という名前をよく耳にすることがあるかと思います。
大豆イソフラボンとは女性ホルモン「エストロゲン」と似た化学構造と働きをすることがわかり、脚光を浴びています。元々は大豆の胚軸部分に多く含まれる抗酸化物質の一種で、細胞にダメージを与える「活性酸素」の働きも抑えてくれる優れた成分です。
そこでイソフラボンを多く含有する食べ物をあげてみました。
豆腐・納豆・豆乳・きなこ・味噌など、イソフラボンを多く含む食べ物を上手に摂取して手汗を予防しましょう。
豆腐半丁(150g)=木綿 約42mg 絹ごし 約38mg
納豆1パック=約36mg
豆乳200g=約41mg
きなこ大匙2=約19mg
味噌(味噌汁1杯20g)=約6mg
ただし、大豆の種類や加工方法などによって摂取量は前後します。
一日の理想的な摂取目安量は約75mg。上記を参考に食事の内容を工夫してみるものいいですね。
発酵食品
発酵食品は造血を担う腸の働きを改善させます。つまり腸からできあがる血液をサラサラにさせる効果があるということです。血流が良くなると自律神経の働きが整えられ、発汗が正常に働きます。精神性発汗、手掌多汗症の原因は交感神経・副交感神経の自律神経の抑制がうまくいかないことによって発症します。よって、発酵食品によって腸を整え、血液をサラサラにすれば自律神経も整うということなのです。
では発酵食品とはどんな食べ物があるでしょうか。
代表的な食べ物としてはヨーグルト・味噌・キムチ・納豆などに多く含まれています。
ハーブ
ハーブは自律神経に働きかけ、心身ともにリラックス効果があると言われています。緊張したり、動揺したり、興奮した気持ちを抑える効果があり、寝室にハーブのアロマを置いて寝るだけでも不眠改善に働くと言われています。
代表的なリラックス効果の高いハーブはカモミールやラベンダーです。
寝る前に暖かいハーブティーを飲んで眠ると安眠を誘い、心身ともに落ち着くでしょう。
手汗は精神性発汗で、交感神経・副交感神経の切り替えがうまくいかないことが原因です。できるだけ体に負担をかけずリラックスできる状態をつくり、発汗を抑える食べ物を摂取することを心がけてみましょう。