手汗をかきやすい人にとって、「手汗が出そうなときや出るとき」が一番どうしよう・・と不安になるのではないでしょうか?
その不安によって自分の気持ちとは間逆に手汗がどんどん出てきてしまう。
そんな経験、手汗をかきやすい体質の人は何度も経験があると思います。
しかし!その不安な気持ちを最初からしない・・つまり手汗を意識しないことで手汗が改善されることがあるんですよ。
手汗を意識しないで手汗を改善する!その方法について説明します!
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手汗は意識するとどんどん酷くなる・・それって本当なの??
人は体温の調節をするために汗をかきますが、そのかく汗は3種類に分けられます。
- 温熱性発汗
夏や暖房の効いた部屋にいて暑いと感じたときに出る汗です。 - 味覚性発汗
辛い物や熱い物を食べたときに出る汗です。 - 精神的発汗
興奮や緊張によって出る汗です。
手汗に悩む人は「精神的発汗」の可能性が高いです。大勢の人前に立ったときや、面接のとき。不安になりますよね。
もしくは、過去に何らかのトラウマがある動物(犬・猫など)が目の前に現れたとき。あの時と同じことが起きたらどうしようと考えたりしちゃいますよね。学生なら、先生に指されたらどうしよう・・という不安から手汗が出てしまったり。
精神的発汗には、手のひらや足の裏など局部的な汗をかくことが多い特徴があります。また、ホラー映画を観ていて急に大きな音や怖い映像が出たときもしくはアクション映画で高いところから落ちるような映像をみたときに出る汗も精神的発汗によるものです。
意識すると手汗をかくって精神的なものなの??
絶対にこれが原因ということは一概に言えませんが、意識することで手汗をかいてしまうのは精神的なことからと考えられます。
つまり、「手汗をかきたくない・・」「手汗がばれたらどうしよう・・」など意識をすればするほど本人が知らないうちに不安になってしまい手汗を悪化させることになってしまうのです。
精神的発汗。どうやって止める?
精神的発汗は、ざっくりいうと「気持ちの持ちよう」なんです。手汗で病院に行っても、医師から同じことをカウンセリングで言われるでしょう。
私たちの体は、発汗に関係するものに自律神経があり「交感神経」と「副交感神経」というものがあります。
普段はどちらもバランスよく働いているのですが、緊張や興奮しているときは発汗を促す交感神経が活発に働きます。そのため、精神的発汗を抑えるにはリラックスをして副交感神経とのバランスを保つことが大切なのです。
そう言っても簡単にできることではありませんよね。
では、手汗自体を抑える対処方法を紹介します。
手術をする
手汗を抑える手術として「多汗症内視鏡手術」というものがあります。
脇の下を切って交感神経を断つことで手汗を抑えることができます。
費用は30万円ほどかかります。
ボトックス注射をする
ボトックスは美容整形に使われることが多い注射で一度は聞いたことがあるかもしれません。
手のひらに注入して神経をブロックして汗を減らす方法です。
1回の施術は10分ほどで終わり3~6ヶ月の効果がありますがボトックスは効果が薄れてしまうので3ヶ月に1回ぐらいの頻度で通院することになります。
費用はだいたい相場5~10万円くらいです。
制汗剤をつかう
制汗剤っていうと、ドラックストアなどでよく見かけるものをイメージすると思いますが、よく見かける制汗剤は脇の汗を主に制汗するために作られたものなので一瞬サラサラにはなりますがあまり効果はありません。
手汗用の制汗剤がありますので、そちらを使用すると効果が期待できます。
<手汗用制汗剤 ファリネ>
インターネット購入ができる手汗専用の制汗剤。「見た目がコスメみたいで可愛い」という口コミから人気が高く、手汗の悩んでいる人の中では有名の制汗剤です。ポンポンと手に叩くだけで効果があります。
返金保証制度があるので、試しに使ってみるのもいいですね。