あなたの周りで常にハンカチで手を拭いていたり、手を繋ぐことを極端に避ける人はいませんか??
自分の手汗や足汗で悩んでいる人は結構多く、誰にも理解されずに一人で抱え込んでしまっている人がとても多いのです。
では、その手汗や足汗の原因が何なのかについて調べてみました。
そもそも・・手汗や足汗の原因って??
「汗をかく」ってどんなイメージがありますか?
一般的には「夏」「暑いとき」など暑さを連想させると思います。
しかし、手汗や足汗で悩んでいる人の汗は暑いときにももちろん汗とかきますがこのほかに暑さとは無関係の汗をかくのです。
この暑さと無関係で汗をかくことの理由は「精神的発汗」だといわれています。
精神的発汗
精神的な原因で汗の量が増えたりすることです。
たくさんの人の前で発言をしなければならない時、緊張しますよね。
こういった「気持ちが原因」でかく汗を精神的発汗といいます。
手汗・足汗の原因というのも、この精神的発汗が原因の場合があるようです。
一度「自分は周りの人よりも汗が多い」と経験してしまうと人からの目が気になって常に神経がそこに集中してしまいます。
「また汗をかいたらどうしよう・・」「私って周りよりちょっと汗の量が多くて嫌だな・・」
「これで好きな人に嫌われたら・・・」
など、常に汗のことを心配してしまいます。
心配してしまえばしまうほど、余計に汗の量が増えてしまうのです。
手汗もかくたびに拭いているとその行動が当たり前になってしまい手汗に常に意識が言ってしまうのです。
つまり、手汗・足汗は「気にしないこと」が一番の解決方法です。
さらにもうひとつの原因として「自律神経の乱れ」も原因のひとつといわれています。
自律神経
生命維持に関わる重要な神経で、循環器・呼吸器・消化器などの活動を調節しています。
自律神経には、体の活動時に活発になる「交感神経」とリラックスするときに活発になる「副交感神経」の2つがあります。
自律神経は24時間休むことなく働き続けている神経で、交感神経と副交感神経のバランスを保てている間は正常ですが、このバランスが乱れてしまうと体の器官にさまざまな不調をきたします。
自律神経が乱れることにより、過度な緊張状態に陥って手や足に大量の汗をかくのがその例です。
・ストレス、緊張、不安
過度なストレスや緊張が続くと自律神経がバランスを失ってしまい手や足に汗をかいてしまいます。今の手汗や足汗で悩む人の中ではこの原因が多いといっても過言ではないでしょう。
・過去のトラウマ
過去に怖い体験をしてしまった場合に体験をした対象物への恐怖心が無くならない限りその対象物=恐怖な思い出と体が認識してしまい汗をかくことがあります。
例としては、犬に噛まれた恐怖を体験した人が犬を見るだけで恐怖心から汗をかいてしまうことなどがあげられます。
どうしたら治せる??
一番簡単な方法は「カミングアウト」することです。
ただ、手汗・足汗に知識のない人の場合「ただの汗っかき」と捉えられてしまうことが多いので話す相手を見極めて打ち明ける必要があると思いますがこの方法は効果的です。
なぜなら、手汗や足汗で悩んでいる人はほとんどの人は「どう思われているか」ということをとても気にして過ごしているからです。
正直、それで去る人はその程度の人と思っても良いでしょう。
それから、専門医へ受診したりケア用品でケアすると良いでしょう。
とにかく「一人で悩むこと」が一番良くない方法です。
・手汗・足汗の原因は精神的な発汗と自律神経の乱れによるもの。
・緩和するには「カミングアウト」が一番!
・一人で悩まない!
手汗や足汗で悩んでいても言えないで抱え込んでいる人がたくさんいるんです。
ただの汗っかきなんて軽く捉えずに真剣に相談にのってあげましょう。