「筋肉質」と聞くとボディビルダーのようなムキムキな体型をイメージしてしまいがちですが、実際は美しく魅力的な体型のことを示しているんです!
ただ、中には「女性は筋肉がつきにくいんじゃないの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな疑問を解決する情報を交えながら、美しく魅力的な体型を維持するコツをご紹介していきます。
Contents
筋肉質な女性ってどんな体型のことを言うの?
そもそも、筋肉質な女性とは一体どんな体型のことを示すのでしょうか。
冒頭で「美しく魅力的な体型のことを示す」とご紹介しましたが、あまりイメージが付きにくいですよね。
そんな方のために、誰もが知る芸能人の名を挙げていきます。
- 女優:米倉涼子さん
- モデル:ローラさん
- アイドル:山本彩さん
- 歌手:安室奈美恵さん
と、他にも多くの有名芸能人が筋トレを取り入れた体型維持を行っています。
引用元:http://yuyujiteki-k.com/960.html
画像を見てわかるように「ムキムキ」っとした印象は、あまり感じられませんよね。
肌にハリのある健康的な体は、女性を魅力をぐっと引き出してくれます。
こんな体型になれたら、オシャレもより一層楽しくなりそうですね!
筋肉質な女性になると嬉しいことがたくさん!
筋肉質な体型を手に入れると、今までの体型よりも毎日が楽しくなるような嬉しい魅力がたくさん出てきます。
モチベーションアップにもつながるので、ぜひ一度目を通してみてください♪
■スタイルが綺麗になる
食事をコントロールしたダイエット法でも、ほっそりとした体型を手に入れることができます。
ですが、ハリのある若々しい体型を手に入れるには食事制限だけでは難しいですよね。
胸とお尻がポンっお腹回りがキュッとしたメリハリのある美しい体型を手に入れるためには、内臓を支えてくれる筋力が必要になります。
そのため、筋肉を適度に鍛え上げた体は、誰もが羨む美しいスタイルとなります。
■太りにくくなる
筋肉を維持するためには、運動が欠かせません。
すると、運動の中で自然と消費カロリーがアップし太りにくくなります。
また、筋トレ食後に分泌される成長ホルモンにも太りにくくなる秘密があります。
この成長ホルモンには
- 筋肉の成長を促す
- 脂肪の燃焼を促す
- 免疫力を高める
- 骨を強化する
などといった働きがあります。
1日の中でも午後10~午前2時が最も盛んに分泌され、寝ている間でも脂肪を燃やすことができます。
普段から適度な筋トレを取り入れている女性はダイエットに貢献してくれる成長ホルモンの分泌が、何もしてない女性と比べると多く分泌されます。
よって、同じ食事を摂取していたとしても今までの体よりも太りにくくなるんです。
■肌が綺麗になる
便秘に悩まれている女性は多いのではないでしょうか。
多くの女性が悩む便秘ですが、筋肉女性の多くは便秘トラブルを引き起こしにくいと言われています。
なぜかというと「内臓も筋肉の一部である」からです。
筋肉を鍛えると、内臓も正常に動いていきます。
すると、老廃物がしっかりと対外に排出され、肌の代謝アップに繋がります。
肌の代謝には、ターンオーバーを促す働きがあり、肌のダメージを修復しやすくなります。
そのため筋肉を程よく鍛え上げた女性は、いつまでも若々しく綺麗な肌の状態を保つことができます。
■ストレスに強くなる
運動には、うつ病を含む精神疾患の原因と言われている「キヌレニン」と呼ばれる物質を変化させ、症状を軽くする「キヌレン酸」を生み出すことができると、スウェーデンの研究所によって報告されています。
このように、運動には気分を落ち込ませる症状を軽くする効果があります。
そのため、日ごろから運動を取り入れている女性は、運動を取り入れない女性よりもストレスが感じにくい状態になるのではないでしょうか。
女性は筋肉質になりにくいってホント!?
「女性は筋肉がつきにくい」といった言葉を耳にされる方も多いのではないでしょうか。
では、どうして女性は筋肉がつきにくいのでしょうか。
調べてみると、大きく分けて3つの理由が出てきました。
理由①:男性と女性ではホルモンの分泌量が異なる
「男性と同じメニューをこなしても、同じように筋肉がつかない女性」
このように、性別によって体の仕組みに違いがあります。
それは「ホルモン」です。
女性ホルモンには、体(赤ちゃんを育てる環境)を守るために脂肪を蓄えようとする働きがあります。
そんな女性に対して男性は、女性ホルモンが少なく筋肉を育てる男性ホルモンの量が多くなっています。
そのため、女性は男性よりも筋肉がつきにくいと言われています。
理由②:遺伝子に違いがある
女性や男性に関わらず「筋肉がつきやすい人」と「筋肉がつきにくい人」という遺伝子の違いあります。
例えば、体温の維持が必要な寒い地域に住んでいた外国人と、体温維持があまり必要がない日本人とでは「筋線維の数」や「成長ホルモンの分泌量」が異なってきます。
この場合、寒さのなかで体温を維持しなくてはならない外国人の方が筋肉の付き方が大きくなります。
このように、生まれ持った遺伝子によって筋肉の付きやすさが異なってきます。
理由③:筋トレに対する知識が浅い
「ムキムキになってしまうのではないか」と不安になり、筋トレを避けるようになる女性も多いのではないでしょうか。
このような誤った認識から筋トレに対する情報が不足しやすくなります。
すると、正しいトレーニング方法や食事方法が行えず、筋肉をつけようと思っても上手くつけることができなくなってしまいます。
【食事編】筋肉質な女性になるためのコツ
筋肉を成長させるためには、筋トレなど運動が重要視されがちですが実は体を内側からサポートする食事が一番大切になります。
そんな食事の際に着目したいのが「栄養バランス」です。
いくら筋肉にタンパク質が良いからといって、むやみやたらにタンパク質を摂取しても効果はそれほど期待できません。
そのため、ここでは「タンパク質」「脂質」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」の5大栄養素に分けながら食事のコツをご紹介していきます。
①タンパク質
タンパク質とは
- 体内では作れない必須アミノ酸9種
- そのほかのアミノ酸
によって構成されている栄養素のことを言います。
たんぱく質には、筋肉を作り上げる働きがあり、体を鍛える際には積極的に摂取したい栄養素になります。
摂取のコツは、たんぱく質を含んださまざまな食材を組み合わせて摂取することです。
先ほどご紹介したように、タンパク質には種類豊富なアミノ酸が含まれています。
ですが、食材によって含まれている各アミノ酸の量が異なるため、バランスよく摂取するためには「肉+魚+大豆+乳製品」などと、異なる食材を組み合わせるのがおすすめです。
また、たんぱく質の理想摂取量は「体重(g)÷1000×2g」です。
例:体重50Kgの人の場合
50000÷1000×2=100g
※この計算で算出された量は、水分を含まない純たんぱく質の量になります。
②脂質
脂質にはビタミンやミネラルを運ぶ働きがあります。
また、動物性と植物性に分けることができます。
- 植物性なら「腸内環境を整えてくれるリノール酸やオレイン酸が含まれているもの」を選ぶ
- 動物性なら「脂身の少ない鶏のささ身・豚のひれ肉などの赤身」を選ぶ
このように、種類によって適した食材を選ぶようにしましょう!
③炭水化物
炭水化物はエネルギーの元として重要な栄養素にないます。
炭水化物が減ってしまうとエネルギーの元となるものが不足し、代用として筋肉を分解してエネルギーに変えてしまう働きが促されてしまいます。
炭水化物の過剰摂取は脂肪を蓄える原因となってしまいますが、減らしすぎは筋肉量を減らすリスクが高まるので注意しましょう。
④ビタミン
ビタミンには
- 栄養の吸収を高める
- エネルギー変換を行う
などといった働きがあります。
そのため、さまざまなビタミンを幅広く摂取するように心がけましょう!
⑤ミネラル
ミネラルには、体の機能を正常に保つ働きがあります。
ミネラルが不足してしまうと貧血が引き起こされたり、疲労が抜けにくくなってしまったりと、体の不調が目立ち始めてきます。
日々の運動を気持ちよく持続させるためにも、ミネラルが不足しないように注意しましょう!
【運動編】筋肉質な女性になるためのコツ
美しいスタイルを持続させるためには、脚や腕といった部分毎の筋肉をつけるのではなく体全体に満遍なく付けていくことが筋トレのコツになります。
また、正しく筋肉を鍛えていくことも大切です。
個人の筋トレだけでは、鍛えるべき筋肉にアプローチしきれない恐れがあります。
そのため、週に1度または月に1度といったペースで、知識が豊富なジムのトレーナーさんにチェックしてもうようにしましょう!
そうすることで、より効果的に筋肉を鍛えることができますよ。
まとめ
いかがでしたか?
筋肉質な女性には、スタイルが綺麗に見えること以外にも様々な魅力が隠されています。
正しい知識と方法で、ぜひ素敵な体型を作り上げてみませんか?